Archive for the ‘ブログ’ Category

不動産のおとり広告

2016-05-30

以前、ある楽器屋さんが大手ピアノメーカーのピアノを目玉商品として広告に載せ、その商品目当てのお客さんに他社のピアノを勧めて訴えられたことがありました。不動産の世界でも、おとり広告は存在するようです。

例えば、実際には扱っていない物件や既に入居が決まってしまった物件を広告に載せ、問い合わせをしたお客さんに他の物件を勧める方法です。このような行為は、公正取引委員会が出した、景品表示法4条1項第3号の規定に基づく「不動産のおとり広告に関する表示」という告示に該当し、禁止されています。

おとり商品は、極端に安かったりして目を引くものが多いのですが、このようなものは少し疑った方がよいのかもしれません。

賃料改定,賃料評価,賃料交渉サポート「松岡不動産鑑定士事務所

マンションに住むなら上階か1階か

2015-06-11

分譲・賃貸に関わらず,1階がいいか上階がいいかわ意見が分かれるところです。
ちなみに,分譲なら分譲価格,賃貸なら家賃になりますが,ともに上階の方が高くなるのが一般的です。やはり人間は高いところに住みたい習性があるようです。

上階のメリットは,開放感があり見晴らしが楽しめる場合があることなどがあげられます。タワーマンションが好まれるのもこのようなことからだと思います。あと,防犯上も上階の方がリスクは少なくなるため安心との意見もあります。

1階のメリットとしては,エレベーターが面倒とか引っ越しが楽との声もありました。引っ越しもそうですが,大きな家具などを配達してもらう場合,上層階だと配達料が割り増しになる場合もありますし。

ちなみに,私はマンションの1階に住んでいますが,決めた理由は専用庭があることでした。使用料もありませんし,洗濯物が干せたりゴルフの練習ができるくらい広いです。他の1階の住人は物置をおいている方もいらっしゃいます。

ですが,もし専用庭がなかったら,私も防犯上に理由から上層階の部屋に決めていたと思います。

賃料改定,賃料評価,賃料交渉サポート「松岡不動産鑑定士事務所

賃貸マンションと鉄筋コンクリート

2015-06-04

仕事柄賃貸マンションのオーナーさんとお知り合いになることがあるのですが,皆様鉄筋コンクリート造のマンションを好んで建てていました。お話を聞くと,鉄筋コンクリートは騒音や振動が少なく,隣の部屋からの音漏れもないからだそうです。おそらく,鉄骨造などのマンションで入居者から苦情があったのでしょう。

先日,引っ越してから失敗したランキングがネットに出ていました。1位は「壁が薄く,隣人の生活音が丸聞こえ」でした。隣人の生活音が丸聞こえということは,こちらの音も丸聞こえと言うこと・・・、1位になるのもわかります。

ちなみに2位は「湿気がひどく,カビが発生しやすい」だそうです。これは密閉性が高い鉄筋コンクリートの方がカビが発生しやすいので,木造の方が有利になるようです。3位は「収納が小さしすぎて荷物が収まらない」となっていますが,特にワンルームマンションの場合,ほとんど収納はないと考えてよさそうです。

以上の結果を検討しましたが,カビや収納は何とかなるが,音漏れは我慢できない、なので鉄筋コンクリートが好まれる、との結論に達しましたが皆様どう思われますか?

賃料改定,賃料評価,賃料交渉サポート「松岡不動産鑑定士事務所

 

 

 

 

ワンルームマンションの広さ

2014-08-04

居室1部屋にキッチン、バス、トイレで構成されるワンルームマンションの広さですが、私は20㎡が目安だと考えています。すなわち、専有面積が20㎡以下だと少し狭い印象、25㎡程度だと広めの印象を持っています(もちろん、収納スペースやユニットバスであるか否かなどでも違ってくると思いますが)。

これは、海外の話ですが、ネットニュースで香港の狭小マンションの話が出ていました(ちなみに、香港ではこのような狭小マンションを蚊マンションをいうそうです)。面積は10数㎡、香港の最小住宅の記録を塗り替えたそうです。18㎡の場合、割引後の最低価格は165万香港ドル(約2200万円)、日本なら狭めの家族向けマンションに手が届きそうな値段ですね。

ちなみに、香港の赤柱監獄の独居房のサイズが7.5㎡だそうです。

住めば都、という言葉もありますが、物を置けないことを除けば、以外に快適なのかもしれません。

賃料改定,賃料評価,賃料交渉サポート「松岡不動産鑑定士事務所