Archive for the ‘社会・時事(賃貸)’ Category
不動産契約がオンライン化へ
不動産の売買や賃貸契約を結ぶ際、不動産業者は記名・押印した契約書と重要事項説明を作成し、宅地建物取引主任者が内容を説明することになっており、対面にて行うことが一般的です。
このように不動産の取引、特に売買は高額な取引になるため消費者保護の観点から契約書の交付や重要事項説明は対面にて行われていると考えられますが、インターネットでの物件検索が主流になりつつある昨今、オンライン化を求める声が多くなっているそうです。
国交省は、契約書のデジタル化及び重要事項説明については非対面での説明が可能となるよう宅地建物取引業法を改正する考えを示しました。
デジタル化及びオンライン化は時代の流れであり、不動産取引の活性化に寄与すると考えられますが、前記のとおり不動産は高額であり、詐欺などの犯罪による取引の発生を防ぐためにも今回の改正には反対の考えです。
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神戸港の財務省土地の賃料
土地の賃貸借契約を結ぶ際、その対象となる土地の所在範囲はもちろん所有者を貸主をして確定することが必要となります。
先日、神戸市が神戸港の財務省土地約2000㎡を約14年間、民間企業に貸し出していたことがわかりました。神戸市は財務省と改めて賃貸借契約を結び、過去にさかのぼり約4000万円の賃借料を支払いました。今回のケースは転貸借という形式をとることになります。
今回の件、神戸市は財務省の土地を国交省と誤認して貸し出したとのことですが、登記簿の所有者は国交省と記載されていたのでしょうか?詳細は不明ですが、高額な賃貸借、公共の土地でありますし契約は慎重に行う必要があるかと思います。
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9月の都心オフィス空室率悪化
東京都心(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス空室率3.43%となり7か月連続で悪化しています。三鬼商事によれば、新型コロナウィルス感染症の影響による業績悪化と在宅オフィスの普及による主に中小企業のオフィス解約及び面積縮小が原因だそうです。
1坪(3.3㎡)当たりの平均賃料も2万2733円、-0.39%となり2か月連続で悪化しました。
一時のコロナ禍が沈静化の兆しを見せた中で続く賃料下落傾向、本格的な不況への前触れであるか慎重に見極める必要があると思います。
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コロナ禍後のオフィス賃料
先日、都心オフィス賃料が6年ぶりに下落で書きましたが、都心のオフィス賃料の今後で興味深い記事を見ました。
その中身は、「オフィスビルのテナントドミノ」、すなわちドミノ倒しのように、新規の超巨大オフィスビルの空室率が上がり、既存の超巨大オフィスビルからの入居テナント引き抜き、既存の超巨大オフィスビルは中型ビルからテナントを引き抜き、中型ビルは築年の経た中小ビルからテナント引き抜き、という引き抜き合戦が始まる、ということでした。
当然、オフィスの引き抜きにあたってはより良い条件、家賃の値下げを提案してくることが予想されます。結果、オフィス賃料は下がっていくことが予想されます。
コロナ禍前の都心オフィスの空室率の下落及び賃料の上昇は、アベノミクスによる金融緩和及び経済のグローバル化がもたらした側面が大きいと思われます。今回のコロナ禍によるリモートワークの普及で脱オフィス化が進み、世界経済の不況と合わせてオフィス需要が増える可能性は低いと思料されます。
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役場支所の家賃が月35万円
役所の移転の話では、大阪府の咲洲庁舎への移転が話題になりましたが、支所であれば移転や新規開設することはよくあるようです。
少し前、熊本県の旧小川町役場・宇城市小川支所がイオンモール宇城に移転する話が出ていました。業務開始は12月7日、庁舎機能すべてを移転させるそうです。
家賃は月35万円、ちなみに庁舎の新築には2~3億円、回収の場合は9500万円かかるそうです。従来型の地域経済活性化を重視であれば、後者の選択だったでしょうが、自治体にも余力がなくなったのでしょうか。
今回のような役場の民間施設への移転、全国的に普及していくと思われます。
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月家賃200万円のマンション
先日、あるアイドルのマンションが話題になりました。広さは約280平米(約85坪)、最近名古屋で売れている戸建て住宅の3倍ほどの広さがあります。ちなみに高層マンションの1室だそうです。
ちなみに家賃は月約200万円、年間だと2400万円、名古屋だと年間家賃で中古のマンションが買えそうですね。
このような豪華マンションでの生活、私には雲の上の話で想像もできませんが、きっと素晴らしいんでしょうね。
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お部屋探しと不動産会社
お部屋探し、一昔前だとアパートニュースなどの情報誌を購入し、気に入ったお部屋の候補をいくつかピックアップして、それから不動産会社に行くというスタイルが主流だったと思います。
インターネットが普及した現在、やはりお部屋探しはネットからという人が増えていますが、不動産会社を訪ねたり物件を見ない人も増えているそうです。契約の段階ではその物件を扱っている不動産会社に行くのでしょうが、見ないで契約は驚きです。
最近は、ネットに物件の動画などを載せている業者もあり、そこから判断しているそうですが、周辺環境など現地を見ないとわからないこともあるのではないでしょうか。
ネットの普及もありますが、住まいに対する考え方も変わってきたのかな、と思いました。
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ニトリの紀伊国屋跡地の賃料
家具大手のニトリが、新宿のタカシマヤタイムズスクエア南館の紀伊国屋書店跡地にテナントとして入ることが決まりました。
紀伊国屋や6階のみ残し、ニトリは紀伊国屋た撤退する1階~5階の約2900㎡に出店するそうです。
紀伊国屋が1996年に出店した際の家賃は月額8000万円、エレベーターや公共料金の負担も併せて年間10億円の支払いだったそうです。その後、年間1億円の値引きが行われたそうですが、賃料負担が重荷になったそうです。
ちなみにニトリの新規家賃は不明ですが、紀伊国屋の撤退時の賃料を下回ることが出店の条件だったようです。集客力のある新宿駅新南口から至近に位置しており、高い家賃であっても十分採算が合うと判断した模様です。
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