家賃と建物の築年の関係

2020-09-09

家賃と建物の築年の関係ですが、特に居住用建物の場合、建物の築年が古くなるほど家賃は安くなる傾向にあります。

一般的に入居希望者は新しい建物を好むことから新築建物を100とすると、築10年でそこから概ね5~10%、20年で概ね10~15%、30年で20%前後落ちると言われています。当然、建物の品等や設備などの個別性はありますし、大家さんが家賃の下落を防ぐため設備の入れ替えや修繕を行った場合、減価は低くなります。

ただし、この減価率は一般的な数値であり、駅距離や住環境が著しく劣る場合、減価はもっと大きくなることになります。

賃貸物件を探す場合、建物も商品と同じで、安いには訳があるとの認識を持って物件を探すことが必要だと思います。

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